結局は金次第なのかな・・・。

今回は、超重～い話です。（辛気臭いので、苦手だという方はご遠慮ください。＜(_ _)＞）

丁度 １週間前になりますが、父親が自宅にて他界しました。

７月に 『喜寿』 を迎えたばかりだというのに・・・。
医療体制の充実著しい昨今ですから、逆になかなか自分の家で息を引き取ることが
できるケースは少ないのでしょうが、そういう意味では父は幸せだったのかもしれません。

＜詳細が気になる方は、“つづき” をご覧下さい＞


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

どこかで地域紛争が起きようが、タレントが麻薬所持で逮捕されようが、
お年寄りが亡くなろうが、地球は回り、時は流れ、社会は動き続けるのですから、
どのような形であろうと足掻いて足掻いて、今を生きていく他に選択肢はありませんよねぇ。
頑張りましょう、儲けましょう、仕事？はコツコツ続けましょう～～～～～!!



　最新のダウン募集速報値は・・・６８５ 名♪

牽引役は ２ｎｄダウンさん達となっていま～す。（３ｒｄ の数の伸びが堅調）　m(_ _)m ｶﾝｼｬ!

【My Dad died... 】

突然のことでしたし、一応病院に運んでの蘇生術を施してはもらったものの、やはりNG。
（搬送の救急車の中でも心臓マッサージは続いけてもらっていましたが、
その間バイタルは何一つ復帰しませんでしたので、難しいだろうとは思っていましたが。）

AM10：02分・・・ERの医師と私とで、死亡を認定。。。

その後、既往疾患との因果関係を確認するために、CT画像による診断を受けたのですが、
事前の推測を裏付ける “影” がしっかり写っており、誰の目にも死因は明らかでした。

胸部大動脈瘤・破裂。　恐らく、ひと溜まりもなかったと思います。。。


常々、主治医からは 『血管のこぶが破れたら、手の施しようは無い。』 と聞かされていましたし、
年齢・他の病歴との兼ね合いで、予防策が殆ど講じられない状況下にありましたので、
丸腰で地雷原を歩いているのに等しかったのです。

また、この１年ほどは認知症の進行も著しかった上、昨年秋頃から風邪を拗らせるなどで
入退院を繰り返していたのですが、介護度認定の評価が下げられて（要介護１→要支援１）おり、
入所型老人介護施設への申込みすらもできず、苦々しい思いをする日々が続いていました。

冬から春に掛けての数回の入院時に、殆ど全ての看護師さんから
『どこをどう見ても、要支援１なんて軽度じゃないですヨ!!』 とも指摘されましたが、
介護度の再審査請求をしても行政は直ぐに対応などしてくれません。
老人介護施設も商売ですから、金の無い者への対応は型通りのもの・・・
依る術など何処にもありませんでした。

ようやくのことで介護度の復活を果した春過ぎ頃、父の体調は更に悪化しており、
緊急の通所対応や在宅介護支援も検討してみましたが、最早それらの範疇を越えており、
万策尽きた状況に陥りました。
あとは、当人の 『生への執着』 に期待するしかない。。。

一応、必要とされる書類を揃えて、施設への入所申込みはしたものの、御多分に漏れず
『２，３か月先になるかも。他所もあたって下さい。』 などと、あからさまな
逃げ腰の返事をされただけでした。（その施設には、母が既に入所しているというのに、です！）
市への再々審査請求も、返事は延び々々にされていました。


そして・・・父は他界しました、私の目前で。

数日ぐずついていた天候も、あの日は朝から忌々しいほどに晴れ上がっていました。。。



＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

皮肉極まりないエピローグがあります。

父の死亡届の提出は亡くなった当日に済ませており、その後の葬儀一切も済ませたあとになって、
市役所から 『要介護度４（上から２番目の重度）と認定します』 という通知が届きました。

決して郵便事故（稀に起きますけど。）などではなく、
文書の発行・投簡そのものが、死亡による除籍手続きの済んだあとからだったのです！
お粗末な地方行政の実態を知らしめられたようで、一瞬激しい怒りを覚えたものの、
その後は独りで力無く笑うしかありませんでした。

それをなじったところで、父が黄泉帰る訳では無いですし、
何より、残された者には他にやるべき事柄が山ほどあるのですから。。。